英語の成績が良くなかった夏休み。本当に効果があったのは「1日5分」の習慣でした
「英語の成績が思うように伸びない。」
通知表を見て、そう感じたことがある保護者の方も多いのではないでしょうか。

我が家も最初から成績がよかったわけじゃない。
我が家も決して順風満帆ではありませんでした。
幼い頃から英語に触れ、英会話スクールへ通い、英検にも挑戦してきました。
それでも、学校の英語がいつも良い成績だったわけではありません。
テストの点数が思うように伸びない時期もありました。
「これだけ英語をやっているのに、どうして成績につながらないんだろう。」
親として焦ったこともあります。
そんな時に気付いたのは、「何を勉強するか」よりも、「続けられる仕組み」を作ることのほうが大切だったということです。
夏休みは変わるチャンス
夏休みは学校の授業がありません。
時間に少し余裕ができるため、「この夏で苦手を克服したい」と考えるご家庭も多いでしょう。
しかし、最初から毎日2時間、3時間勉強しようとすると、多くの場合は長続きしません。
夏休みの最初はやる気があっても、数日すると疲れてしまい、気が付けば何もしない日が増えてしまう。
これは珍しいことではありません。
だから我が家では、勉強時間よりも「毎日やること」を優先しました。
最初は5分で十分
「たった5分で意味があるの?」
そう思われるかもしれません。
私も最初はそう思っていました。
でも、続けてみると考え方が変わりました。
5分なら、忙しい日でもできます。
疲れている日でもできます。
ゲームをする前でもできます。
寝る前でもできます。
「今日は時間がないからやめよう。」
そんな言い訳をしにくい時間です。
英語は、一度にたくさん勉強するよりも、毎日少しずつ触れるほうが記憶に残りやすいと言われています。
だからこそ、「短くても毎日」を大切にしました。
1分でもいいから机に向かう
我が家でよく言っていた言葉があります。
「今日は1分だけでもいいからやろう。」
勉強したくない日もあります。
部活で疲れた日もあります。
友達と遊んで帰ってきて、そのまま寝たい日もあります。
そんな日に「今日は30分やりなさい」と言われると、子どもは机に向かう前から嫌になってしまいます。
でも、「1分だけなら」と思うと、不思議と始められることがあります。
そして、多くの場合は1分では終わりません。
始めてしまえば5分、10分と続くことがよくありました。
勉強で一番大変なのは、実は「始めること」なのだと思います。
決まった時間にやる
もう一つ意識したのが、勉強する時間を決めることでした。
夕食の前。
お風呂の後。
寝る前。
時間は家庭によって違って構いません。
大切なのは、「英語はこの時間」と決めることです。
歯磨きと同じです。
毎日考えなくても自然に始められるようになると、勉強はぐっと楽になります。
習慣とは本当に不思議なもので、「やるか、やらないか」を考えなくなると続けやすくなるのです。
毎日続けると小さな変化が見えてくる
最初の数日は、あまり変化はありません。
一週間たっても劇的に成績が上がるわけではありません。
でも、一か月ほど続けると少しずつ変化が出てきます。
「この単語、前にも見た。」
「前より英文を読むのが速くなった。」
「リスニングが少し聞き取りやすくなった。」
本当に小さな変化です。
でも、その小さな積み重ねが、自信につながります。
「昨日よりできた。」
その感覚が、次の日も机に向かう力になります。
成績は急には変わらない
英語に限らず、勉強は今日やったことが明日すぐ点数になるわけではありません。
だから焦ってしまいます。
結果が見えないから、「やっても意味がない」と思ってしまうこともあります。
でも、英語は積み重ねの教科です。
単語も。
文法も。
リスニングも。
昨日覚えたことが、来月のテストで役に立つこともあります。
今は見えなくても、確実に力は積み上がっています。

医師の論文は全て英語、単語はやっててよかった。
完璧を目指さない
保護者として気を付けていたことがあります。
それは、「毎日完璧にやらせよう」と思わないことです。
今日は5分しかできなかった。
そんな日があってもいい。
眠くて1分しかできなかった。
それでもいい。
ゼロの日を作らないこと。
それだけを意識しました。
完璧を目指すと続きません。
続かない勉強より、少しでも毎日続く勉強のほうが、結果的には大きな成果につながると感じています。
子どもは成功体験で変わる
勉強が苦手な子ほど、小さな成功体験が必要です。
単語を5個覚えられた。
昨日より早く読めた。
英語の問題が一問多く正解できた。
そんな小さな「できた」を積み重ねることで、「自分にもできる」という気持ちが育っていきます。
逆に、最初から高い目標ばかり設定すると、「どうせ無理」という気持ちになってしまいます。
だから我が家では、「今日は続けられたね」と結果より習慣を褒めるようにしていました。
夏休みは勉強の量より習慣を作る期間
夏休みというと、「どれだけ勉強したか」に目が向きがちです。
もちろん勉強時間も大切です。
でも、それ以上に価値があるのは、「毎日机に向かう習慣」が身につくことではないでしょうか。
夏休みに身についた習慣は、二学期以降も続きやすくなります。
そして、その積み重ねが一年後、二年後の大きな差になっていきます。
小さな継続は想像以上に大きな力になる
我が家は、特別勉強が好きな子どもではありませんでした。
だからこそ、「やる気がある日だけ頑張る」のではなく、「やる気がなくても少しだけやる」を大切にしてきました。
5分でもいい。
1分でもいい。
まず机に向かう。
英語の本を開く。
単語を一つ読む。
それだけでも昨日の自分より前へ進んでいます。
大きな成長は、ある日突然やってくるものではありません。
毎日の小さな積み重ねが、気付いた時には大きな力になっています。
もしこの夏、「英語を何とかしたい」と思っているなら、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。
まずは1日5分。
それが難しい日は1分でも構いません。
その小さな一歩が、これから先の英語学習を支える大きな土台になるはずです。
そして、英語学習を続けていると、「ただ勉強する」だけでは伸びにくい時期もやってきます。
そのときに大切になるのが、自分に合った学び方を見つけることでした。
