9歳までテレビはほとんど英語だけ。
我が家の話をすると、必ずと言っていいほど聞かれる質問です。
確かに、振り返ってみると我が家のテレビは少し変わっていたのかもしれません。
0歳の頃から、子どもが起きている時間は、家の中に英語が流れていました。
当時契約していたケーブルテレビのディズニーチャンネルを、朝から夜まで流しっぱなしにしていたのです。
今みたいにNetflixみたいなのはメジャーじゃなかった時代。
もちろん、ずっとテレビを見せていたわけではありません。
遊んでいる時間もあれば、お昼寝もあります。
この遊んでいる時間にも、テレビはつけっぱなし
興味があれば見るし、興味がなければただのBGMです。
とても元気な子で、毎日のように外遊びの時間はたっぷりととっていました、そして高校生になった今でも元気です笑
ただ、家にいる間は、テレビから聞こえてくる言葉はほとんど英語でした。
私は英語が得意ではありません。と言うか苦手です。
だからこそ、「教える」のではなく、「英語がある生活」を作ることだけは続けようと思っていました。
幼児は、大人が思っている以上に「耳」で世界を覚えています。
お気に入りのキャラクターが笑ったり、歌ったり、冒険したり。
ストーリーを理解していなくても、何度も同じ作品を見るうちに、音やリズムを自然と覚えていくのです。
だから、無理に「見なさい」と言ったことはありません。
好きだから見る。
楽しいから笑う。
その延長線上に英語がある。
それだけでした。
当時の我が家では、しっかり見せたい、ゆっくり見せてもいいなと思う時は男の子向け、女の子向けというより、「兄弟で一緒に楽しめる作品」を意識して選んでいました。
兄弟が異性だと、「これは見たくない」「今度はこっちがいい」とケンカになることも少なくありません。
だからこそ、男女どちらでも楽しめる作品は本当に助かりました。
例えば、パウ・パトロール。
困っている人を助けるストーリーなので、男女問わず夢中になります。今だったらオモチャもいっぱいありますし、かなり有名なキャラクターだと思います。
乗り物も出てくるし、かわいいキャラクターもいる。
兄弟で一緒に笑いながら見られる作品でした。
そして、リロ&スティッチ(英語版)。
ハワイの歴史や良さ、またハワイ出身のミュージシャンのエルビスプレスリーの歌も出てきたり、ディズニーらしいユーモアがありながら、家族の絆を描く物語なので、大人が見ても飽きません。
子どもだけでなく、親も一緒に楽しめる作品でした。
当時は日本語版の沖縄編に切り替わる少し前で徐々に日本語版が増えてきたので、DVDを買って何度も何度も流していました。今ではもうDVDプレイヤーがないご自宅の方が多いのではないでしょうか(とういか我が家ももう壊れてしまって使えない)
さらに、オクトノーツ。
海の生き物について学べる要素があり、「面白い」と「知識」が自然につながっていく作品です。水族館に行くとオクトノーツやナショナルジオグラフィックで知った知識をよく私に教えてくれましたし、
小学校の自由研究にもかなり役に立ったようです。
子どもは物語を楽しみながら、気づけば英語だけでなく、生き物にも興味を持つようになっていました。
こうした作品は、幼児にとって「勉強」ではありません。
あくまで遊びです。

特に上の子はアンパンマンやポケモンは本でしかほぼ見たことがなかったです。
だからこそ、英語への抵抗感が生まれにくかったのだと思います。
今思えば、私が一番気を付けていたのは、「英語を特別扱いしないこと」でした。
今日は英語の時間。
今日は勉強の日。
そんな区切りは作りませんでした。
朝起きれば英語が流れている。
遊んでいても英語が聞こえる。
生活の一部として英語が存在していた。
それだけです
ファンタジーが好きな子なら、『ヒックとドラゴン』や『ピーター・パン』がおすすめです。少しスリルのある作品が大丈夫なら、『ジュラシック・パーク』も夢中になって見てくれる子が多いです。
映画では、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』『アラジン』『ライオン・キング』『サーフズ・アップ』(ペンギンの新人サーファーが主人公のお話)、そして『マダガスカル』もおすすめです。アニメなら『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』はテンポが良く、子どもだけでなく大人が見ても思わず笑ってしまうほど面白い作品です。
わが家では、これらの作品を「映画を見る時間」と決めて見せるというよりも、レゴで遊んでいるときや、パズルをしているとき、積み木で遊んでいるときなどに、何気なく何度も何度も流していました。

ペンギンズはわたしも大好きでした。
実際には、子どもがずっと画面を見ている必要はありません。見ていなくても大丈夫ですし、集中して聞いていなくても大丈夫です。ただ自然と耳に入ってくる環境を作ることが大切だと思っています。お気に入りのセリフや音楽、登場人物の名前や言い回しなどは、繰り返し流れているうちに少しずつ耳に残り、気が付けば口ずさんだり真似をしたりするようになります。
「ちゃんと見なさい」と促す必要はなく、遊びながらBGMのように流しておくだけでも十分です。子どもは興味を持った場面になると自然と画面に目を向けますし、また遊びに戻ることもあります。そのくらい気軽な感覚で取り入れるほうが、無理なく続けられます。
このあたりの作品は、ストーリーも音楽も魅力的で、子どもが楽しみながら自然に親しめるものばかりです。まずは気になる作品を1本選んで、普段遊んでいる時間のお供として何気なく流してみることをおすすめします。
どうしよう今までのようには行かなくなった。
この習慣は、小学校低学年くらいまで自然に続いていました。
特に小学2年生くらいまでは、子ども自身も違和感なく受け入れていたように思います。
実際に試行錯誤しながら実践していた私の感覚では
小学3年生になる頃から、子どもの興味や関心は少しずつ変わっていきます。
実は、この「3年生の壁」が、その後の英語学習にも大きく関わることになるのです。

あの頃は出口の見えないトンネルの中の感覚でした。
ここは、今だから笑って結果オーライじゃん!と言えるけど、当時は相当悩んだし、ロールモデルもいない、ネットで探しても出口が見えませんでした。
その話は、次回じっくりお話ししたいと思います。
